ラヴィンサラ・シネオール【香りの特徴】クリアでしみ通るようなくっきりとした香り。
「ラヴィンサラ」と「ラベンサラ」の違い
ラヴィンサラ(Cinnamomum camphora)とラベンサラ(Ravensara aromatica)は同じクスノキ科で名前も似ている植物ですが、異なる植物から抽出される精油で、香りと成分に違いがありますので、混同しないように注意が必要です。
ラヴィンサラ(Cinnamomum camphora)はユーカリやローズマリーのような清涼感のあるすっきりとしたグリーン調の芳香が特徴で、1,8-シネオールを多く含みます。Cinnamomum camphora はいわゆる『ケモタイプ』の精油で「ホーリーフ油」(リナロールが主成分)あるいは「カンファー・ホワイト油」(リモネンと1,8-シネオールが主成分)と同じ学名の植物ですが、産地によって含有成分のまったく異なる精油が抽出されます。
一方、ラベンサラ(Ravensara aromatica)はスパイシー且つマイルドな甘みのある香りが特徴で、リモネンを多く含みます。
共に有効性の高い精油ですが、これらの違いを踏まえたうえでの精油選びが重要です。
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